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目の健康ブログ村 過去記事

  • 片目の眼瞼下垂手術と左右のバランス

    久々の症例紹介です。5月の11日に眼形成再建外科学会があり、ずっといそがしかったのでブログの更新ができませんでした。お陰様で無事に発表を終えることができました。その内容はいつかブログでも紹介したいと思います。片目の眼瞼下垂に対する挙筋腱膜前転法の経過今回の方はいつもご紹介くださる先生のところで目の注射を定期的に受けていらっしゃる方ですが、注射を繰り返しているうちに段々眼瞼下垂がひどくなってきたとのことで紹介受診されました。左目優位の眼瞼下垂がありますね。ヘリングの法則というものがあり、両目には同じように瞼を上げようとする力が入るので、このように左右差がある方は左を持ち上げると右が下がることがあります。詳しくは以前のブログも御覧ください。そのため左の手術後に、右も手術が必要になる方が半数くらいいるイメージです。(半数は多すぎかもですね、いつか調べてブログにします)この方のように、瞼が動かなくて持ち上がらないのは腱膜性眼瞼下垂で挙筋前転法の手術が必要です。二重のところから切開して、瞼を持ち上げる眼瞼挙筋の末端である挙筋腱膜と瞼の中にある瞼板を縫合して瞼の動力を瞼に伝えられるようにします。左

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