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【古事記 1〈こじき〉序文 過去の時代】太の安萬侶によつて代表される古人が、古事記の内容をどのように考えていたかがあきらかにされる。古事記成立の思想的根據である。
【序文】 🌸過去の時代🌸 ——古事記の成立の前提として、本文に記されている過去のことについて、 まずわれわれが、傳えごとによつて過去のことを知ることを述べ、 續いて歴代の天皇がこれによつて徳教を正したことを述べる。 太の安萬侶によつて代表される古人が、 古事記の内容をどのように考えていたかがあきらかにされる。 古事記成立の思想的根據である。—— わたくし安萬侶《やすまろ》が申しあげます。 宇宙のはじめに當つては、すべてのはじめの物がまずできましたが、 その氣性はまだ十分でございませんでしたので、 名まえもなく動きもなく、誰もその形を知るものはございません。 それからして天と地とがはじめて別にな…
気にかかる玉鬘を源氏はよく見に行った。 しめやかな夕方に、 前の庭の若楓《わかかえで》と柏《かしわ》の木がはなやかに繁り合っていて、 何とはなしに爽快《そうかい》な気のされるのをながめながら、 源氏は「和しまた清し」と詩の句を口ずさんでいたが、 玉鬘の豊麗な容貌《ようぼう》が、それにも思い出されて、西の対へ行った。 手習いなどをしながら気楽な風でいた玉鬘が、 起き上がった恥ずかしそうな顔の色が美しく思われた。 その柔らかいふうにふと昔の夕顔が思い出されて、 源氏は悲しくなったまま言った。 「あなたにはじめて逢《あ》った時には、 こんなにまでお母様に似ているとは見えなかったが、 それからのちは時…
【源氏物語770 第24帖 胡蝶14 〈こちょう〉】玉鬘の君への ほめ言葉を聞いていて紫の上は、単に養女として愛する以外の愛をその人に持つことになっていく経路を、源氏の性格から推して察したのである。
源氏は別れぎわに玉鬘の言ったことで、 いっそうその人を可憐に思って、夫人に話すのであった。 「不思議なほど調子のなつかしい人ですよ。 母であった人はあまりに反撥《はんぱつ》性を欠いた人だったけれど、 あの人は、物の理解力も十分あるし、美しい才気も見えるし、 安心されないような点が少しもない」 この源氏の賞《ほ》め言葉を聞いていて夫人は、 良人《おっと》が単に養女として愛する以外の愛をその人に持つことになっていく経路を、 源氏の性格から推して察したのである。 「理解力のある方にもせよ、 全然あなたを信用してたよっていてはどんなことにおなりになるかとお気の毒ですわ」 と女王《にょおう》は言った。 …
周りを意識して呼吸をすると見える世界も変わってくる 〜 ロバートリベストオンライン講座レポート♪
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【源氏物語769 第24帖 胡蝶 13〈こちょう〉】実父とはいえ初めから育てられいないし、これほどこまやかな愛を向けないのではないかと玉鬘は想像し、源氏を無視して勝手に父へ名乗れないとしていた。
こう源氏はまじめに言っていたが、 玉鬘はどう返事をしてよいかわからないふうを続けているのも さげすまれることになるであろうと思って言った。 「まだ物心のつきませんころから、 親というものを目に見ない世界にいたのでございますから、 親がどんなものであるか、 親に対する気持ちはどんなものであるか私にはわかってないのでございます」 このおおような言葉がよくこの人を現わしていると源氏は思った。 そう思うのがもっともであるとも思った。 「では、親のない子は育ての親を信頼すべきだという世間の言いならわしのように 私の誠意をだんだんと認めていってくれますか」 などと源氏は言っていた。 恋しい心の芽ばえている…
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