漢方にも宗派があるのだ
徳川家康 家康は医学に詳しく「和剤局方」や「本草綱目」を読んでいます。江戸時代,医学薬学が栄えたのは家康が奨励したからでしょう。生薬の国産化にも力を入れ人参の国内栽培にも成功しています。江戸の初期には曲直瀬道三の「後世方」が幅をきかせます。これは中国、元代の名医、李東垣(補土派)、朱丹渓(滋陰派)の医学=李朱医学、という補う方法を中心とする医学でこれが田代三喜、 曲直瀬道三へと 日本で発展していきました。中国では清代になると、李朱医学から「傷寒論にかえれ」という風潮がでてき、こうした空気は日本にも伝わり傷寒論への認識が高まります。これが「古医方」です。傷寒論は後漢の時代、張仲景により書かれまし…